WWEジャパンは15日、WWEが11日に米国外で初となる専用トレーニング施設を英ロンドンにオープンしたと発表した。施設名はWWEUKパフォーマンスセンターで、世界戦略の1つとして開設されたという。約5200平方メートルという広大な施設内には2つのトレーニング用リング、筋力面を鍛えるトレーニング器具、コンテンツ制作用のインフラが整えられ、選手たちはリング上でのスキルの向上、体づくりなど総合的に学べる環境となっている。

WWEでCOO(最高執行責任者)を務めるトリプルHは、「これは我々の世界各地で(WWE傘下となる)NXTブランドを展開していくという世界的なローカリゼーション戦略にとっては大きな出来事であり、次のステップに進めたと言えます。私たちはWWE UKパフォーマンスセンターをオープンできたことを誇りに思います。ここではNXT UKのスーパースターたちに、フロリダ州オーランドにあるWWEパフォーマンスセンターと同じく世界レベルのコーチングと育成プログラムを提供することができます」とコメントしている。

WWEUKパフォーマンスセンターでトレーニングする30名以上の選手たちはWWEネットワークで定期的に放送される「NXTUK」を中心に登場する予定だ。