スマックダウン女子王者アスカ(37)が次期挑戦者となる前王者ベッキー・リンチを「針のない蜂」とこき下ろした。27日のPPV大会ロイヤルランブル(米フェニックス)での防衛戦に向け、エンジン全開。先にリングに上がったリンチから「あと2週間で王座を取り戻す! アスカが勝ったのは運が良かっただけ」と言われると、堂々と姿をみせこう言い放った。「ベッキーは話してばっかり。針のない蜂のようだね。ロイヤルランブルの後、私の陰に隠れることになる」。

「ザ・マン」と呼ばれる勇ましいリンチを侮辱する舌戦を展開した。空気を読まないアイコニックス(ペイトン・ロイス、ビリー・ケイ)が登場して挑発されると、先にリンチがロイスと急きょ対戦。実力差を見せつけ、必殺のディスアーマーでギブアップを奪った。負けじとアスカももう1人のケイを捕まえ、強引に対戦。リンチの必殺技となるディスアーマーをケイに仕掛け、最後はアスカロックでギブアップを奪った。

アイコニックス2人を蹴散らし、実力を示したアスカとベッキーは、王座戦を前に火花を散らし、1歩も譲らなかった。