ボクシング6階級制覇王者のWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が19日(日本時間20日)、米ネバダ州ラスベガスで開かれる初防衛戦に備え、前日計量をクリアした。

18日(同19日)に同地で挑戦者で元4階級制覇王者の同級6位エイドリアン・ブローナー(29=米国)とともに計量会場に登場。パッキャオは146ポンド(約66・2キロ)、ブローナーも146・5キロ(約66・4キロ)でそれぞれパスした。16年11月のジェシー・バルガス(米国)戦以来、約2年3カ月ぶりとなる米本土での世界戦に向け、40歳王者は「ベストを尽くす」と力強く宣言した。

米メディアによると、ファイトマネーだけでパッキャオが1000万ドル(約11億円)、ブローナーは250万ドル(2億7500万円)を獲得し、さらにPPVでの利益が加わるという。一部メディアでは「パッキャオの収益は少なくとも2倍の2000万ドル(約22億円)になる」との見通しを報じている。