IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)が2月3日札幌で行われる防衛戦相手タイチ(38)に襲われた。

新日本プロレスとメキシコ団体CMLLの合同興行が後楽園ホールで最終日を迎え、内藤は、BUSHI、鷹木、テリブレと組み、YOH、SHO、トーア・ヘナーレ、小島聡組と対戦。敵のヘナーレにとどめを刺そうとした瞬間、背後からタイチがリングに乱入。盗まれたインターコンチネンタルの白いベルトで殴打され、ブラックメフィストを食らって、足で顔をおさえつけられるなど屈辱を受けた。タイチら鈴木軍の横行で試合は無効となった。

前日20日、内藤は今シリーズで14日以降試合に出場せず、アクションもないタイチに対し「どこで何してるんだろうねぇ。このまま、静かに静かに次のシリーズ(26日から)が開幕するのを待つのであれば、それで構わないけどね」と不満をみせていた。それを受けて、タイチは「こっちは毎日毎日やることあんだよ。今日はたまたま間違えて来ちゃっただけ」と話し「冬の札幌は何か起こるんだろ? 全部俺次第かもしれないな」と不敵な笑みをみせた。

ぐったりした内藤は、抱えられたまま言葉なく控室へ消えた。