ボクシングWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が臨む階級最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝は11月開催に内定した。18日に横浜市内で開催された大橋ボクシングジム後援会パーティーに出席した大橋秀行会長が明かした。同会長は「開催地は決まっていないが、11月にやることになっている。交渉は大詰め。第4コーナーを回っています。WBSS決勝に向けて全力を挙げていきたい」と説明した。

井上はWBAスーパー王者となる5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)とWBSS決勝に臨むことが決まっている。またWBC世界同級正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との王座統一戦が予定されているWBC暫定王者の井上拓真(23=大橋)との兄弟ダブル世界戦となることも「視野に入れています」と明らかにした。