米プロレスWWEで活躍したビッグショー(49=本名ポール・ワイト)がライバル団体のオール・エリート・レスリング(AEW)に移籍したと24日(日本時間25日)、発表された。米メディアによるとWWEとの契約交渉が合意に至らず、先月いっぱいで契約切れとなっていたという。AEWとは複数年契約を結び、レスラーだけでなく、解説者としても期待されている。同団体にはケニー・オメガ、クリス・ジェリコ、ジョン・モクスリー、コーディ・ローデス(Cody)らが在籍している。移籍発表後、ビッグショーは自身のSNSを通じ「信じられないほど興奮している!!!」とコメントした。

95年にハルク・ホーガンにスカウトされ、WCW入りしたビッグショーは当時、身長213センチの巨人ぶりに「ザ・ジャイアント」のリングネームで活躍。WCWヘビー級王座を2度獲得した。99年2月からWWEに参戦し、WWE世界ヘビー級王座などシングル王座を次々と獲得。05年のレッスルマニア21大会では格闘家に転向した曙と相撲マッチで対戦し、日本でも話題となった。