新日本の天山広吉(37)が9日、都内の新日本事務所で13日の東京大会(両国国技館)チェーンデスマッチ調印式に出席し、極悪軍団GBH・飯塚高史の思わぬ襲撃に怒りをあらわにした。相手の飯塚は欠席し、代わりにGBHの真壁刀義、矢野通が出席。天山は「1人で堂々とこれへんのだな。このチェーンデスマッチで、あいつとは終わり。明後日(11日)の全日本世界タッグ、新日本のG1タッグ、全日本の世界最強タッグをコジと2人で取るんじゃ」と全日本の小島聡と組み、参戦が決まっているタイトル総なめを宣言した。

 ところが会見後、意外な展開が待っていた。欠席したはずの飯塚が突然会見場に乱入。真壁、矢野が加わった3人の襲撃を受け、袋だたきにあった。天山は「ふざけやがってあいつら。ただじゃおかねえ」と沸き上がる怒りを必死に抑えていた。