ボクシングのダブル世界戦は16日、東京・代々木第1体育館で行われる。バンタム級王者長谷川穂積(真正)は7度目の防衛戦、フェザー級9位の粟生隆寛(帝拳)は初の世界挑戦となる。

 ▽長谷川-バルデス

 長谷川の防衛が有力とみるが、長身で強打も持ち合わせる24歳の挑戦者は手ごわそうだ。長谷川はサウスポーとの対戦経験が少なく、リーチでも下回る。

 近い距離で効果的なパンチを当てられるかがポイント。世界初挑戦の相手に対し、豊富なキャリアも生かして先手を取りたい。

 長谷川の戦績は26戦24勝(8KO)2敗、バルデスは24戦21勝(15KO)2敗1分け。

 ▽ラリオス-粟生

 プロ転向時から期待された粟生が世界に挑む。ラリオスは実績、経験ともに豊富で厳しい試合が予想される。手数で圧力をかける王者の攻撃を巧みな防御でしのぎ、勝機を探りたい。

 42KO勝ちを誇るラリオスは、立ち上がりから打ち合いに持ち込むだろう。粟生はすきを突いての有効打でポイントを稼ぎ、後半勝負の策か。粟生の戦績は17戦16勝(8KO)1分け、ラリオスは70戦63勝(42KO)6敗1分け。(共同)