<プロボクシング:WBC世界フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇16日◇東京・代々木第1体育館

 史上初の高校6冠ボクサーで、同級9位の粟生隆寛(24=帝拳)が世界王座奪取に失敗した。同級王者オスカー・ラリオス(31=メキシコ)と対戦。初回から強打の2階級制覇王者を積極的に攻め立てた。4回には右フックでダウンを奪取。5回にも左ストレートでふらつかせた。だが、ピンチを脱した王者に中盤から反撃を許し、1-2の判定負けを喫した。

 高校1年の00年10月からの連勝も74でストップ。粟生は「ダウンを取った後に見過ぎた。もう1歩の踏み込み、勇気が足りなかった」と唇をかみしめた。