新日本は5日、都内の事務所で会見し、IWGPヘビー級新王者棚橋弘至(32)の初防衛戦の相手を中邑真輔と発表した。2月15日、東京・両国国技館で激突する。

 前日4日の東京ドーム大会で、全日本の王者武藤敬司を破った棚橋がリング上で次期挑戦者として中邑を指名。これを受けて、この日会見した菅林直樹社長は「王者の意向を取り入れた。また、中邑は対ノアというテーマの中、結果を出したことが決め手となった」と話した。両者は過去7度対戦し、中邑が4勝2敗1分けと勝ち越している。

 一方、中邑は武藤と2度対戦し連敗。武藤から至宝奪還した棚橋とは団体の真のエースを決める一戦となる。また、両国大会ではスペシャルマッチとしてカート・アングル-ジャイアント・バーナード、ミスティコ-メフィスト戦も行うことを発表した。