WBC世界フェザー級新王者粟生隆寛(24)が13日、王座獲得から一夜明け、所属する都内の帝拳ジムで会見に臨んだ。12日の前王者ラリオス(メキシコ)戦は判定ながら、有効打をほとんど浴びることのない完勝。それを証明するかのように、顔にはパンチによる腫れはほとんどなかった。幼いころから夢見てきた念願のベルトを獲得したが、モチベーションは高まる一方。「まだ未熟だし、もっと強くなる。勝つことを考えて、お客さんに楽しんでもらえるような試合がしたい」と、新たな目標を掲げた。