西岡が3回鮮烈左カウンター/ボクシング
<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦ラウンドVTR>◇10日◇東京・代々木第2体育館
○王者西岡利晃(33=帝拳)
3回終了TKO
×同級5位イバン・エルナンデス(26=メキシコ)
<1回>西岡は右ジャブを突きながらスタートした。エルナンデスの左フック、右ストレートを軽いステップとウィービングでかわし、左ストレートでボディーをたたく。さらに左ショートでアゴを狙った。右構えの挑戦者相手に左のパンチが切れている。右グローブもラウンドを通じて細かく動き、好調な立ち上がりだ。
<2回>西岡がハイテンポな動きで圧倒する。左回りにサークルしようとするエルナンデスにプレッシャーをかけ、左ストレートを立て続けにボディーに決めた。スイングパンチをかわして接近すると、打ち下ろすような左フックを顔面へ。踏み込んで左ボディーを放った瞬間、バッティングでエルナンデスが右額をカットして出血し、西岡に減点1。
<3回>西岡の左が有効だ。エルナンデスは低い体勢から左アッパー、右フックを振り回してきたが冷静に対応。柔らかい上体の動きでほとんどのパンチを外し、左ストレートを上下に打ち分ける。接近した瞬間に放つ右ボディ-フックも決まった。残り20秒、エルナンデスの右フックをかわして打ち下ろした左ショートが右アゴを打ち抜いた。鮮烈なカウンターだった。3回は終了したがエルナンデスはこのパンチでアゴを骨折した疑いがあり、ギブアップ。3回終了TKOで西岡が3度目の防衛に成功した。
西岡の話 スッキリしない終わり方で満足してもらえなかったと思いますが、勝てたことは素直にうれしいです。僕は1戦1戦強くなること、勝つことだけを考えています。左のカウンター? 確かに1発入った手応えがありました。これからはラスベガスでビッグマッチができるよう頑張りますので、応援お願いします。
[2009年10月10日21時38分]
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