アントニオ猪木が、元朝青龍のダグワドルジ氏の第2の人生を指南する「師匠」に名乗りを上げた。5日、都内のIGF事務所で「(同氏がモンゴルの)大統領を目指す上でも、総合格闘家になるにしても的確な助言ができる人が必要。オレのところに相談に来たらいいよ」と話した。

 同氏の一族とは約10年来の交流がある。2人の兄スミヤバザル、セルジブデ両氏は新日本マットに上がっており、猪木がモンゴルに招待された際には両親とも会った。既にスミヤバザル氏と電話でコンタクトをとり、「政治家になるなら3月に(WWE)殿堂入りで米国に行くから一緒に行こう!

 もし総合格闘技をやるなら本物の指導者をつけるさ」と強烈メッセージ。最後は同氏の心境を気遣い「バッシングされているが、お前は1人じゃない。オレが本音で話したい」と意欲満々だった。