00年シドニー五輪柔道男子81キロ級金メダリストの総合格闘家・滝本誠(吉田道場)が現役引退することが決まった。滝本のマネジメント会社J-ROCK國保尊弘社長が16日、都内のホテルで行った吉田秀彦引退興行「ASTRA」(4月25日、東京・日本武道館)の追加対戦カード発表の場で明らかにした。当初は吉田引退興行に出場予定だった滝本だが、國保社長は「話し合いを行ってきたが、モチベーションが上がらないということだった。試合をせずに引退になります」と説明した。

 滝本は00年シドニー五輪で下馬評の低さを「天才肌」と呼ばれる技のキレで覆して金メダル獲得した。02年3月にはJRAを退職。単身フランスで修行し、帰国後は静岡の武道小売業「武興」を経て、埼玉栄高職員となった。

 04年4月にアテネ五輪代表を逃すと、同11月に埼玉栄高を退職し、同年大みそかPRIDE男祭りで総合格闘家としてデビューしていた。総合の戦績は11戦6勝5敗だった。