NEOは年内での解散を発表した5日の後楽園ホール大会終了後、記者会見を行った。団体解散とともに年内での引退を表明した田村欣子(34)タニー・マウス(34)宮崎有妃(31)はそれぞれ「以前から決めていた」と明かし「10周年までと決めていたから(旗揚げ戦の日に近い)今日でもよかったが(団体が)年内までということなので」(タニー)と話すなど、解散との関連は否定。甲田哲也社長は「新人や練習生が残っていればこういう選択はなかった。(所属選手が少数となっても)続けようと思えばできたと思うが、今のプロレス界は分裂、縮小化が続いている。団体を続けることを目的にするのは自分のやりたいことではない」と解散を決めた理由を説明した。井上京子(41)がリング上で「やりたい方向が団体との間に行き違いがある」と、この日限りでの退団を発表したことについては「ギリギリまで引き止めた」とのことで、今後も慰留に努めるという。しかし、京子は「考え直すことはは一切ない」と言い切り、会見にも姿を見せなかった。甲田社長が「(京子は)何て言ってました?」と取材陣に逆取材をし、ほかの選手たちも突然の発表に困惑を隠せないなど、京子との間に隔たりがあることを感じさせた。なお、長期欠場となっているだいのぞみ、石橋葵、川野夏実の新人3人が5日付で退団となったこともあわせて発表された。