<ビッグバン2>◇31日◇ディファ有明

 K-1甲子園08年優勝のHIROYA(フリー)が、第7試合でエキシビションマッチに出場した。今年のMAX63キロ級に出場した谷山ジムの谷山俊樹と2分2回で対戦。14オンスのグローブ、両足にレガース装着で激突し、谷山のバックハンドブローなどをかわしてパンチを繰り出し、激しいキックの応酬を続け、会場内をわかせた。

 昨年12月31日のK-1甲子園準決勝、野杁正明戦での判定負け以来となるリングだったが、実戦感覚は戻せた様子。HIROYAは「課題はありますが、良いコンビネーションも出せたかな。こういう場で手を抜くような余裕はなかった」と苦笑いを浮かべた。

 また対戦した谷山は「HIROYA選手とは何回かスパーリングをした。来年はK-1の決勝で(HIROYAと)ガチンコでやりたいと思います」と口にしていた。