<ノア:選手会興行>◇11日◇東京・ディファ有明◇1800人

 斎藤彰俊が、GHCタッグ王座挑戦を表明した。王者組のウォーカーが父の急死で来日できなくなったため、王座を返上。18日の大阪大会で予定されていた、2度目の防衛戦が消滅していた。そこで手を挙げたのが斎藤だった。この日のモハメドヨネ戦後、リング上で「大阪に穴は空けられない。おれはタッグをやる責任があると思う」とマイクアピール。王者組のもう1人のバイソンに、共闘を呼び掛けた。斎藤のラブコールにバイソンも、「斎藤さんは私にとって日本の兄弟みないたもの。答えはもちろんイエスだ」と応じた。

 斎藤の同王座挑戦は、昨年11月に潮崎と組んで佐々木健介、森嶋猛の王者組に敗れて以来となる。ノアはこの日の大会後、大阪大会で王座決定戦を行い、2人が高山善広、佐野巧真組と戦うことを発表した。