WBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ(13日、東京・後楽園ホール)の調印式と前日計量が12日、都内で行われた。同級王者アナベル・オルティス(メキシコ)は、1度目の計量には下着などを着用して臨み200グラムオーバー。着衣を脱いで日本ボクシングコミッションが用意した600グラムの計量着で再計量しリミットの47・6キロでクリア。それでも「下着のせいでオーバーしていると分かっていたので驚かなかった」と余裕を見せた。

 挑戦者の同級6位菊地奈々子(白井・具志堅)は47・6キロで1発クリア。「計量も終わってホッとしました。あとは、たくさん食べてゆっくり休んでリングに上がるだけ」と油断なく試合に備えるつもりだ。