「助産師ボクサー」のWBC女子世界ライトフライ級王者富樫直美(ワタナベ)が4日、試合を行ったメキシコから帰国した。富樫は2日(日本時間3日)に同級1位イルマ・サンチェス(メキシコ)を判定で撃破。日本の女子ボクシングの連続防衛新記録となる5度目の防衛に成功していた。成田空港で取材に応じた富樫は「疲れました」と話しつつも「勝って帰ってきたからかもしれないけど、いい経験になった」と敵地での防衛戦を笑顔で振り返った。次戦について、同行していた渡辺均会長は「できれば日本で」と語った。