11日の新日本プロレス両国大会で組まれた2大シングル戦の記者会見が7日、都内の新日本プロレス事務所で行われた。中邑真輔-後藤洋央紀戦、棚橋弘至-内藤哲也戦の2試合で、メーンのIWGP戦となる王者・真壁刀義-挑戦者・小島聡戦の直前に開催される。この2試合の勝者はIWGP次期挑戦者の権利を得ることができる査定マッチと位置づけられた。

 中邑は「オレはIWGPが欲しいだけ。後藤戦はIWGPに向けた階段」と言えば、後藤は「中邑を倒して先(IWGP戦)にいくだけ」と宣戦布告した。

 また棚橋は「今年3月のニュージャパン杯(で負け)、8月のG1(で引き分け)と内藤を勢いづけさせたのはオレの責任。それを止めるのはオレじゃないのかと。たたきつぶすのも愛」とコメント。一方の内藤は「新日本を引っ張ってきたのは棚橋なのは、素直にそう思う。でも両国が終わったらひざの治療に専念してもらい、オレが新日本を引っ張る。その先にIWGP戦がある」と棚橋撃破に燃えていた。