K-1を主催するFEGは22日、都内で会見を開き、K-1MAX(11月8日、東京・両国国技館)の対戦カードなどを発表した。70キロ級の世界一決定トーナメントのリザーブマッチは、日菜太(湘南格闘クラブ)とアンドレ・ジダ(ブラジル)が激突する。練習のため会見に遅れて到着した日菜太は、壇上で慌てて服の乱れを直しながら「すみません」と苦笑いだった。

 9月のシュートボクシングでは、実力者サワーに完敗しており、再戦を希望している。「K-1ルールでサワーとリベンジマッチをしたい。まずは(ジダに)勝ってからじゃないと」と必勝を期していた。谷川貞治イベントプロデューサーは、「8人トーナメントだから、けが人が出る可能性が高い。日菜太選手には、(トーナメントに)出るつもりで頑張って欲しい」とエールを送った。