<新日本:東京大会>◇22日◇後楽園ホール◇1500人

 IWGPヘビー級王者小島聡から初防衛戦の相手に指名されている中邑真輔が、条件付きで要求をのむ構えを見せた。「(自分を指名する)理由は何?

 G1に負けたから?

 そんな安っぽい理由なのか。じゃあ(小島を破った)永田はどうなんだ?

 他に理由があるんだろ?

 それを言ったら、潔くOKしてやってもいいぜ」。王者の心に真意が潜んでいると確信している様子。中邑らしく上から目線で、小島に胸の内をさらけ出すよう求めた。

 この日のG1タッグリーグBブロック公式戦では、ダニエル・ピューダーと組んで棚橋弘至、TAJIRI組と対戦。ピューダーが14分34秒、棚橋のハイフライフローに沈んだ。直接フォールを奪われなかった中邑も、TAJIRIから毒霧攻撃を受けてもん絶。「青くせえな。何だこれ。目にしみるねえ」と、初めての激痛に苦しんでいた。