<ゆずポン祭>◇31日◇東京・新木場1st

 RING◇442人

 グラビアアイドル愛川ゆず季(27)がプロレスデビューした。半年前に始めた練習は「今までの芸能人プロレスとは違う、本物のプロレスを見せる」という風香(26)にみっちりしごかれ、体中がアザだらけになった。練習に集中するあまり仕事ができず、部屋を追い出されそうにもなった。それでも「やらないと不安になる」と練習を続け、高橋奈苗(31=フリー)とのデビュー戦に臨んだ。NO・1の実力を誇るトップ選手が相手だが「やるからには倒さないと意味がない」と、得意のテコンドーのほか、シュートボクシング練習で磨いた蹴りでたたみ掛け、ハイキックでコーナー上から場外に落として失神寸前に追い込み、柔軟な体をいかした網打ち式原爆固めも決めた。最後は延髄斬りから冷蔵庫爆弾に沈んだが「本当にデビュー戦か?

 こんなにやられると思わなかった。悔しいけど、これからが楽しみ」と奈苗に言わしめた。悔しさから号泣した愛川は「化粧を直したいくらいボロボロですが、プロレスは痛いけどすごい。もっと強くなりたいし、いつか高橋さんを倒したい」と前向き。「自慢のゆずパイを痛めつけられましたが、小さくはなっていません。アザだらけでもグラビアは続けます」とHカップの胸をアピールしながら笑顔を見せた。