<プロボクシング:東日本新人王決勝戦>◇3日◇東京・後楽園ホール◇2500人

 スーパーバンタム級決勝で、コーチ義人(角海老宝石)が同門対決を制し、東の頂点に立った。大橋健典(角海老宝石)との顔合わせだったが、1回に右フックでダウンを奪うと、今度は左フックでダウンを奪い、そのまま同回2分56秒、KO勝利を挙げた。試合前は2人ともジムで同じ時間帯に練習するなど、険悪ムードはなし。隣同士でサンドバッグも打っていたという。

 コーチは「(大橋とは)仲も悪くないしいい方。お互い手の内は知っているので隠しても仕方ないと持ち味の回転とスピードで攻めました。自分たちよりも周囲が気を使ってくれていました」と口にしていた。