<プロボクシング:東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇観衆1500人

 同級王者佐々木基樹(35=帝拳)が7回1分7秒KO勝利で初防衛に成功した。序盤は距離を取ってゲイスラー・AP(インドネシア)の動きを探ると、7回に左フックでダウンを奪い、試合を終えた。佐々木は「正直、もうちょっと早くいきたかった」と反省。それでも「自分の喜びは相手をめった打ちにすること。1回倒してこれから楽しい時間だったけど、一発で終わっちゃってその時間が持てなくて残念な気持ち」と独特の表現で観客を笑わせた。

 佐々木の戦績は35勝(22KO)8敗1分け。