<全日本:東京大会>◇20日◇後楽園ホール◇1700人

 世界最強タッグ決定リーグ戦が開幕し、世界タッグ王者の曙、太陽ケア組が3冠王者諏訪魔、浜亮太組を破って白星発進した。曙が200キロの体をかけたニードロップを浜に見舞うと、ケアはツープラトンのブレーンバスターに耐えて反撃。最後は、諏訪魔のフィニッシュ技ラストライドの派生技ジャンピングラストライドを決め、3冠王者から直接フォールを奪った。

 興奮冷めやらぬケアは試合後、諏訪魔の持つ3冠ベルトに興味を示した。「次の相手はだれだ?

 諏訪魔、見たか!

 おれがお前のベルトを取って2010年を締めくくってやる」。曙も「自信につながった。というよりも、おれたちはチャンピオンだから」と、さも当然のように勝ち誇った。