07年にK-1アジアGPを制した藤本祐介(35=MONSTER

 FACTORY)が3日、都内で会見し、現役引退を表明した。K-1谷川貞治イベントプロデューサー同席で会見に臨んだ藤本は「2年前に(テイシェイラに)敗れてから74キロまで体重を下げたり、ミドル級の試合も考えたが、これから世代交代の時期がきたのかなと思った」と口にした。

 今月11日のWORLD

 GP決勝戦(東京・有明コロシアム)で、ヘスディ・カラケス(26=エジプト)との引退試合に臨むことも合わせて発表。カラケスは欧州のキック興行イッツ・ショータイム世界ヘビー級王者。ラストマッチが強豪との対決となったが「強い相手と試合がしたかった。ボクの引退試合がGPファイナルでできるのがうれしい」とやる気満々だった。