日本ボクシングコミッションと日本プロボクシング協会、日本アマチュアボクシング連盟、東京運動記者クラブ・ボクシング分科会が26日、都内の東京ドームホテルで「10年度年間優秀選手表彰式」を行った。プロ、アマともにノミネートされた男女の各選手が出席。プロ男子の部では、WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)が「最優秀選手賞」に選ばれた。西岡は「多数の世界チャンピオンの中から選んでいただき、本当にうれしいです。今年は防衛戦を含めた、統一王者になりたい」とさらなる飛躍を誓った。
各表彰は次のとおり。
<プロ男子の部>
▽最優秀選手賞
WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(帝拳)
▽技能賞
WBC世界フェザー級王者・長谷川穂積(真正)
▽殊勲賞
WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)
▽敢闘賞
WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)、WBA世界バンタム級王者・亀田興毅(亀田)
▽努力賞
WBA世界スーパーバンタム級王者・李冽理(横浜光)
▽KO賞
WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(ワタナベ)
▽新鋭賞
日本スーパーライト級王者・亀海喜寛(帝拳)、OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者・宮崎亮(井岡)
▽年間最高試合賞
WBC世界バンタム級タイトルマッチ(10年4月30日、東京・日本武道館、帝拳プロモーション)長谷川穂積(真正)-フェルナンド・モンティエル(メキシコ)
<女子の部>
▽最優秀選手賞
WBC女子世界ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)
▽年間最高試合賞
WBC女子世界ライトフライ級タイトルマッチ(10年10月2日、メキシコ・グアダラハラ)富樫直美(ワタナベ)-イルマ・サンチェス(メキシコ)
<特別賞>
元WBC女子世界ミニフライ級王者(※JBC未公認時)菊地奈々子
<アマの部>
▽最優秀選手賞
須佐勝明(自衛隊体育学校)
▽優秀選手賞
新本亜也(クリエイティブジャパン)
▽技能賞
清水聡(自衛隊体育学校)
▽敢闘賞
林田太郎(駒大)
▽努力賞
山田崇人(東京農大)
▽新鋭賞
藤田健児(倉敷高)