<シュートボクシング:東京大会>◇19日◇後楽園ホール

 “ムエタイアイドル”サーサ・ソーアリー(17=タイ)の初勝利はならなかった。ガールズS-cup準優勝の高橋藍(28=シーザージム)と対戦。昨年8月の初参戦は「ルールをよく把握していなかった」と、ムエタイIMPF世界フライ級王者として屈辱のSB黒星デビューとなった。十分に準備して臨んだ第2戦は、簡単に投げを許さないなど、練習の成果を見せる。しかし、1回終了間際にフロントチョークにつかまってしまった。これは時間切れのゴングに救われたが、2回に入ると長い足から繰り出されるヒザ蹴りで戦意を喪失し、2度目のスタンディングダウンで試合続行を拒否。そのまま試合を終わらせ、初勝利は次回以降にお預けとなった。

 また、昨年8月のガールズS-cupで優勝したRENA(19=及川道場)は4月23日の後楽園ホール大会で8カ月ぶりに試合出場することを発表した。