故橋本真也さんの長男大地(18=ゼロワン)が7日、団体10周年記念興行でのデビューから一夜明け、都内の道場で会見した。社長の大谷晋二郎同席のもと、「デビューができました。ありがとうございました」と深々と一礼。しかし、その後の言葉が続かず、大谷からは「昨日の大地はどこへ行った?」と突っ込まれていた。

 蝶野正洋とのデビュー戦には敗れたものの、張り手や左ミドルキックを連発。「破壊王」と呼ばれた父の気迫を受け継いでいることを感じさせた。試合を見た世界ヘビー級王者崔領二から、「デビューした時点で、大地はライバルになった。1年以内にベルトに挑戦してこい」と振られると、大地は「1年以内ですか…。ビックリです」と困った表情を見せていた。