12日に東京・後楽園ホールで防衛戦を控えるボクシングWBC女子世界ミニフライ級王者のアナベル・オルティス(メキシコ)が8日、東京・新宿区の青木ジムで公開練習を行った。同級4位の藤岡奈穂子(竹原&畑山)の挑戦を受けるオルティスは2回のシャドーボクシング、3回のミット打ちなどを披露。技術的かつスピード感あふれる動きで王者の風格をみせた。昨年9月に菊池奈々子を3-0の判定で下しているオルティスは「後楽園ホールはメキシコの会場に比べてきれい。自分の家のように感じる。メキシコ女子ボクサーが男子に負けていないところをみせたい」と口にした。