WBC世界女子ライトフライ級王者の富樫直美(35=ワタナベ)が、12日の防衛戦(後楽園ホール)へ向けて順調な仕上がりを見せた。10日、都内の後楽園ホール展示会場で世界戦前の予備検診を受け、異常なしでクリア。ジュジース・ナガワ(フィリピン)戦へ向けて、高濃度酸素カプセルを利用して疲労回復に努めており「相手は若さとパワーで立ち向かってくると思うので、自分もそれに対応できるよう頑張りたい」と準備に余念がない。

 また、富樫と同日に世界戦に臨むWBC女子世界アトム級王者の小関桃(青木)と挑戦者クリカノック・アイランドムエタイ(タイ)、WBC女子世界ミニフライ級王者アナベル・オルティス(メキシコ)と挑戦者・藤岡奈穂子(竹原&畑山)も予備検診を受けて、それぞれクリアした。