プロ野球から総合格闘家に転向した古木克明(30)が、4月22日のDEEP53(東京・後楽園ホール)でデビュー2戦目を行うことが決まり、24日に都内で会見した。相手は後日、発表される。古木は昨年大みそかのDynamite!!でデビューし、アンディ・オロゴンに判定負け。負けた悔しさもあったが「楽しかった。試合ができて良かったという喜びがあった」と充実感もあった。東日本大震災を被災したプロ野球楽天の選手、コーチらとも交流があり「彼らも頑張っている。僕も初勝利を目指して戦う。勇気というか、何かを伝えられればいい」と力を込めた。

 また元戦極(現SRC)ライト級王者北岡悟(31)も同大会に4年ぶりに参戦し、池本誠知(35)と戦うことが発表された。後楽園ホールでの試合も3年ぶりとなり「あの空間で伝えられるものがある。自分は最後、後楽園では負けたまま。ホールで勝てば気持ちがいいのは知っている」と話していた。