WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)は30日、東京・新宿区の帝拳ジムで4回のスパーリングを行った。来月8日に神戸ワールド記念ホールで行われる同級6位マウリシオ・ムニョス(アルゼンチン)との6度目の防衛戦に向けての調整。西岡は「今は対戦相手のことよりも、自分のやるべきことをやっている。仕上がりはいい」と自信をのぞかせた。また西岡と同日に初防衛戦を控えるWBC世界スーパーフェザー級王者粟生隆寛(帝拳)もジムワークを実施。同級3位ウンベルト・グティエレス(メキシコ)とのV1戦に向け「相手はサウスポーなので、慣れるために多くスパーリングをしています」と順調な調整ぶりをうかがわせた。