WBCのトリプル世界戦(8日・神戸ワールド記念ホール)で初防衛を目指すフェザー級王者、長谷川穂積(真正)が4日、神戸市内の所属ジムで練習を公開し「ここまでは順調にきている。体調を崩さず、当日までに最高の状態に持っていきたい」と本番を見据えた。

 同級1位の挑戦者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を「リーチも身長もあり、やりにくい相手」とみている。ミット打ちでフットワークを使いながら細かい連打を繰り出し「スピードを生かす闘い方を磨いてきた」と攻略に自信を見せた。

 フェザー級は今回が2戦目。「1度闘っているので、少しはやり方が分かってきた」と余裕がのぞく。かつてバンタム級で悩まされた減量については「予定通り」と話し、万全の仕上がりをアピールした。