今月8日に初防衛戦(神戸ワールド記念ホール)に臨むWBC世界フェザー級王者・長谷川穂積(30=真正)が、挑戦者とのリーチ差も気にしない姿勢を貫いた。5日、神戸市内のホテルで挑戦者の同級1位ジョニー・ゴンサレス(29=メキシコ)とともに予備検診に出席。ゴンサレスのリーチの長さが177センチに対し、長谷川は168センチと9センチ短いことが判明。しかし長谷川は「リーチ差は分かっていたことです。もっとリーチが長いヤツともやってきましたから」と涼しい顔で受け流していた。

 またゴンサレスは「長谷川の印象は今まで対戦した他ボクサーと同じ『普通』です。今までの相手は身長が高くて強そうだったが、今日の長谷川は少し小さくみえた」と余裕の表情だった。