<全日本:チャンピオン・カーニバル>◇13日◇東京・後楽園ホール◇2100人

 船木誠勝がAブロック突破に失敗し、準優勝に終わった昨年の雪辱を果たせなかった。この日は、大会4戦未勝利の浜亮太をハイキックからの体固めで仕留めて圧勝。8分43秒の省エネマッチで、勝ち点6に伸ばした。ここまで2敗しており、決勝に進めるかどうかは他の試合の結果次第だった。「やれることは全部やった。この先の結果を待つだけ」。あとは運を天に任せたが、永田が大森に勝って勝ち点を8とし、船木の脱落が決まった。5月の故郷青森大会に、優勝者として凱旋(がいせん)する夢はかなわなかった。