ノアのグローバル・タッグリーグ戦2011が16日、東京・後楽園ホールで開幕する。第1回の08年に斎藤彰俊と組んで王者に輝いたバイソン・スミス(37)は、今年は井上雅央(41)と組んで、3年ぶり2回目の優勝を狙う。

 バイソンは「今回、新しいパートナーと組むことで、新しい味を出していけると思う。日本人と組むと、自分は力が出せる。井上選手のリーダーシップと経験に期待する」と新パートナーにエールを送った。

 井上の河津掛けとバイソンのアイアンクロー、井上のアルゼンチンバックブリーカーとバイソンのアイアンクローと、新たな合体技も期待されている。バイソンは「井上選手は、自分を犠牲にすることがうまい。彼の後に自分がリフレッシュした状態で戦える」。井上は「よく分からないっス。おいしいところ、持って行くわけですね」と苦笑いしていた。