<ディアナ:東京大会>◇17日◇東京・ディファ有明◇794人

 今年1月に旗揚げしたスターダムから高橋奈苗(32)がディアナ旗揚げ戦に参戦し、野崎渚(20)と対戦した。東日本大震災による大会延期で当初参戦予定だったアジャ・コング(OZアカデミー)が参戦できず、奈苗が急きょ出場。今年に旗揚げした団体同士の対戦に注目が集まった。奈苗はスターダムの選手6人を引き連れて、野崎はディアナの旗をまとって入場。団体の看板をかけて対戦するも、キャリア、実績の勝る奈苗がダイビングボディープレスで勝利した。「同じ年に旗揚げしたことで比べられることも多いが、どんな状況でもスターダムが1番と思われるようにしたい。若い選手たちは今回セコンドについたことで、さらに刺激的な戦いができるはず」と、今後も団体内の強化に力を入れることを明言した。