今年1月の3度目の防衛戦で右手甲の手根骨、中手骨を脱臼していたWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(31=ワタナベ)が22日、都内の所属ジムでグローブを装着しての練習を始めたことを明かした。2月9日に手術を受け、3月初旬からジムワークを開始しており、先週からは左拳のみでサンドバッグをたたいたり、軽めのスパーリングも始めているという。

 内山は「今は右手でガードしかできないので、練習を終えても完全燃焼したような気分にはなれないですが、右手はきちんと完治させたいので我慢しています。ドクターからオッケーが出た段階で右手の練習も始めたい」と口にしていた。