<修斗伝承2011:世界フライ級チャンピオン決定戦5分3回戦>◇29日◇東京・東京ドームシティホール◇3100人

 41歳の新王者が誕生した。同級4位の生駒純司(直心会格闘技道場)が、同1位の猿丸ジュンジ(24=シューティングジム横浜)を3回判定3-0で下し、タイトルを手にした。5連勝中でスピードのある相手の打撃を受けながらも耐え、逆にカウンターパンチで2度のダウンを奪った。2週間前に急きょ出場が決まり、準備期間は十分ではなかったが、生駒は「集中して練習できた。皆さんのご協力があってこそのタイトル。感謝します」と笑顔だった。