<ノア:グローバル・タッグリーグ>◇29日◇東京・後楽園ホール◇2000人

 ともに勝ち点8で並び、勝てば優勝の戦いは秋山準(41)斎藤彰俊組が、杉浦貴(40)モハメド・ヨネ(35)組を破った。斎藤が杉浦にラリアットから延髄斬り、最後はデスブランドを決めて20分45秒、片エビに押さえ込んで、勝ち点を10にして栄冠をつかんだ。

 前の試合で勝ち点9としていた昨年の覇者でGHCタッグ王者の佐野、高山組はリング下で観戦。秋山が「優勝して、ベルトに挑戦するために斎藤さんとタッグを組んだ」とアピールすると、高山が「1回くらい勝ったからって、いい気になるんじゃねえ」と応戦。5月8日の東京・有明コロシアムで、佐野、高山組のGHCタッグ王座に挑戦することが決定した。

 秋山は「最初は斎藤さんに遠慮があったけど、いいチームになった。タッグとは、こういうものだと教えられた」。斎藤は「本当にうれしい。秋山準、ありがとう」と笑顔を見せていた。