<ユニオン:東京大会>◇4日◇東京・後楽園ホール◇1270人

 初参戦の金本浩二(44=新日本)が、大家健(34)と初対戦。新日本の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の予選トーナメントに出場しながら1回戦で敗退した大家の張り手、エルボーを受けても涼しい顔で受け流し、顔面ウオッシュで追い込む。スピアーで逆転を許し、おきて破りの顔面ウオッシュ、原爆固めを許したが、スワンダイブ式ミサイルキックをすかし、足首固めへ。1度は逃がすも、猛虎原爆固めで投げ捨て、側頭部に蹴りを放ってから再び足首固めを決めてタップを奪った。

 金本は「大家って選手は知らなかったし、普段おちゃらけた試合をしているのか、今日のようなバチバチした試合をしているのかは知らない。でも(心に)響いてきた。(大家は)怖かったと思うけど、あんなにガンガン向かってきた。やってよかった」と称賛した。