<アイスリボン:東京大会>◇5日◇東京・後楽園ホール◇749人

 志田光(22)朱里(22=スマッシュ)がさくらえみ(34)に勢いを止められた。

 未来のエースと期待される2人は3月21日の後楽園大会のシングル戦で初遭遇。「運命の人」と認め合い、4月16日の大阪大会では初タッグを結成して真琴、都宮ちい組に快勝すると、5月3日のスマッシュ後楽園大会ではタッグ屋・紫雷姉妹にも勝利。勢いに乗って3度目のタッグ結成でインターナショナルリボンタッグ王者さくら、Ray組への挑戦となった。

 しかし、「思い通りにいかないことを教えたい」というさくらの非情な攻撃に苦戦を強いられる。逆にさくらを追い込む意地も見せたが、朱里のハイキックを誤爆された志田がさくらのラ・マヒストラルでフォールされた。

 さくらは「望まれるスターなら勝つところまでやらないと中途半端。今日の試合で教えてあげた」と厳しいコメント。志田は「このタッグで負けるところは想像できなかった」と涙を流したが「私たちならできる。これで終わりじゃない」と巻き返しを誓っていた。