<プロボクシング:WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇大阪府立体育館

 王者・亀田興毅(24=亀田)が挑戦者で同級14位のダニエル・ディアス(27=ニカラグア)に11回終了、TKO勝ちし、初防衛に成功した。

 序盤から圧倒した亀田興は、8回に左でダウンを奪った。11回は連打でダウン寸前まで追い込み、ラウンド終了後にレフェリーが試合続行不可能と判断した。

 亀田興は昨年暮れに日本選手初の3階級制覇を達成した王座を守り、戦績を26戦25勝(16KO)1敗とした。世界初挑戦のディアスは21戦18勝(13KO)3敗。

 日本のジムに所属する男子の世界王者は6人のまま。