<レイナ:東京大会>◇8日◇東京・新宿FACE◇513人

 女子プロレス新団体レイナが旗揚げした。1月23日からプレ興行を続けてきたが、この日から所属4選手の団体として本格始動となった。スターダム、ディアナに続き、今年3団体目となる女子プロレス団体の旗揚げだが、同団体の特徴のひとつがメキシコ最古にして最大団体となるCMLLとの提携。今大会では5選手が参戦し、メーンではCMLL世界女子シングル選手権が行われた。また、米国団体シマーとも友好関係にあり、今後も外国人選手が多く参戦する。スーパーバイザーの堀田祐美子(44)はヘイリー・ヘイトレッド(27=米国)セウシス(メキシコ)組と対戦。パートナー豊田真奈美(40=フリー)がセウシスを日本海式竜巻原爆固めで下し勝利した。試合後、堀田は「日本人同士の戦いはやり尽くしてなれ合いになっている。昔のように日本人と外国人の戦いが逆に新鮮だし、刺激を与えられる。ガンバレ日本ですよ」と今後の方針を語ったが「今のレイナに対し不満はある。スーパーバイザーって何?

 付いてこられない選手はやめてもらって構わない。私は私のやり方で自由にやらせてもらうし、レイナを利用する」と暴走女王らしさも忘れていなかった。