オーストラリア大陸の先住民、アボリジニとして初のボクシング世界王者になったライオネル・ローズ氏が8日、62歳で死去した。同氏の家族が明らかにした。

 ローズ氏は1968年に東京でファイティング原田を破り、世界バンタム級王者になった。通算成績は53戦42勝(12KO)だった。