ゼロワンの横山佳和(23)が師匠・大谷晋二郎(38)と初のタッグを結成、23日の東京・後楽園大会で崔領二(30)佐藤耕平(33)組と対戦することが13日、発表された。

 昨年2月にデビューした横山は先輩たちの技を真っ向から受け、何回倒されても立ち上がって行くファイトスタイルで人気上昇中だ。世界ヘビー級王者の崔、同インターコンチネンタルタッグ王者の佐藤を相手にした戦いぶりが注目される。

 大谷は「横山が自分での力で勝ち取ったカード。彼に可能性を感じた。不器用で鈍くさくても、向かって行くファイトに期待する。もしふがいない戦いをするなら、僕1人で戦う」。横山は「大谷さんと組むのは初めてで、楽しみ。何度やられても、ぶつかっていきたい」。

 今年3月にデビューした後輩の橋本大地(19)が注目を浴びていることには「悔しい。自分は、大地の持ってないものを持っている。戦ったら、絶対に負けない」とライバル意識をむき出しにした。