UFCミドル級王座への挑戦が決まった岡見勇信(29=和術慧舟会東京本部)は13日、滞在先の米ラスベガスから帰国した。

 UFCファイターズサミットに出席していた岡見は、エレベーター内で同級王者アンデウソン・シウバ(36=ブラジル)と偶然に再会。8月27日(日本時間同28日)にブラジル・リオデジャネイロで開催のUFC134大会での挑戦相手となる同王者と「会話はしませんでしたが、握手は交わしてきました」と明かした。

 03年2月、宇野薫がライト級王座決定戦に挑んで以来となる日本人のUFCタイトル挑戦。UFC王者となれば日本人初の快挙となる岡見だが「UFCは1試合1試合がプレッシャーがあるものだし、タイトル挑戦はやりがいはある」と自然体で大一番に臨む姿勢をみせた。