＜ＩＴ’ｓ

　ＳＨＯＷ

　ＴＩＭＥ＞◇１４日（日本時間１５日）◇ル・パレ・ド・スポール・ド・ジャロン（フランス・リヨン）

　Ｋ－１の悪童バダ・ハリ（２６＝モロッコ）が、昨年５月のアムステルダム大会以来となる約１年ぶりの復帰戦を圧勝で飾った。ヘビー級ワンマッチで、キックボクシングと総合格闘技で１００戦のキャリアを誇るトニー・グレゴリー（３２＝フランス）と対戦。試合開始早々に右フック、左膝蹴りでダウンを奪って相手の戦意を喪失させると、１回残り３０秒に再び大振りの右フックを決めてリングに沈めた。３ノックダウンでのＫＯ勝利を決めた。バタ・ハリは、昨年２月にオランダで起きた暴力事件の容疑者として、警察に事情聴取を受けた影響で試合出場が制限されていた。